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「少年A」この子を生んで…―悔恨の手記 【小説感想】

「少年A」  「少年A」この子を生んで…―悔恨の手記
  
   著者:「少年A」の父母

   出版社:文藝春秋
   (文春文庫)

   2001年7月10日 第1刷
   2009年7月25日 第21刷 


去年、書店をふらついていた時に見つけました。
「少年A?」まあよく聞くけれど・・・。 
軽い気持ちで手に取り、ドキリとしたのを覚えています。
え・・・あの神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗?


普通の小説だと思ったのに、実際にあった事件の両親が出した本・・・。
ちょっと前に、被害者側の本を読んだ為、加害者側の本も気になりました。
パラパラめくると読み易そうだったので、「じゃあ・・・」と購入です。


読んでいる最中、読み終えた後・・・と様々な感想が頭の中を駆け巡りました。
沢山の気持ちが溢れては消え、衝撃も大きかったので、暫く呆けてしまった自分。
報道された事件への感想なんて、軽々しく発言出来ないから難しい・・・どうしよう。
悩んでいる内に、あっという間に時が経ち、ブログアップが大幅に遅れてしまいました。


連日、ニュースで目にする殺人事件。
被害者と加害者には、勿論家族がいて・・・どちらも苦しみが大きいと思います。
色々な事件を聞く度、「両方の家族が辛いよね」と、いつも母親と会話をしているので・・・。
この本から、伝わるモノも大きかったです。


人を殺したら、「はいオシマイ!」・・・のワケがありません。
一瞬の感情は、一生の苦しみに変化します。
そして・・・世間の攻撃は、自分だけが背負うだけでなく、家族にまで及びます。
この本は、日本を騒がしている人殺しの犯人が自分の我が子だった・・・
という内容の両親の手記でしたが、自分はとてもショックを受けました。
もし、ある日突然、自分の家族が殺人犯で逮捕されたら・・・?
今の生活が全て壊れてしまい、「隣人・友人・知り合い」全ての人との縁が切れると思います。
外を歩けなくなる事態も想像すると立っていられず、本当に怖かったです。


読む前は、「少年Aの家族環境が悪い」と思っていました。
でも・・・彼らは、どこにでもいる普通の家族でした。
そんな一般家庭の子供が、幼児を残忍な方法で殺す・・・。
一体、彼に何があったのか!?どうして心が魔に喰われてしまったのか?
でも、この本は、少年の深層には触れておらず、結局よく分かりませんでした。
ただ、読んでいたら、もの凄く心が痛くなり辛かったです。


加害者に味方をするつもりは無いけど、よい本でした。
人を殺したら自分だけ責められる訳では無い・・・。
よく覚えておいた方が、良いと思います。
それでも連日のように報道される殺人事件・・・。
周囲の苦しみを考えると・・・言葉が見つかりません。


*自分用読書メモ*

*感想-7冊目
*読んだ期間-5日間
*読書日-2009年9月読了
*空いた時間、夜に読書

※感想をアップし忘れていた分

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テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

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獅子乙女

Author:獅子乙女
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