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殺戮にいたる病 【小説感想】

殺戮にいたる病  殺戮にいたる病

   著者:我孫子 武丸

   出版社:講談社
   (講談社文庫)

   1996年11月15日 第 1刷発行
   2010年 7月23日 第29刷発行  

≪簡単な粗筋≫
「永遠の愛をつかみたい」サイコ・キラー蒲生稔。
逮捕から始まる猟奇殺人犯の戦慄ホラー。


こちらの作品もネットにて情報を得ました。
やはり「ホラー」「怖い」等々、そんなワードだったと思います。
タイトルと内容に興味を持ったので、早速探して購入してみました。
作者先生は、有名な方らしいですが・・・。
お名前は・・・「うーん聞いた事あったっけ?」な感じです。
この世界に疎い人は、全員同じ反応だと思います。


「だまされた~!」というのが、読後の一言でした。
文章って、書き方により騙す事が出来るのですね。
良い勉強になりました。
けれど、頭の中が混乱しまくり状態!
もう一度、パラパラと読み直しです。
そして、作家さんの実力に平伏しそうになりました。
(おっと・・・これだけにしておこう)


内容に関しては・・・とんでもない話でした。
それと、グロテスクですね。
「うげええ!」と思うシーンが、所々に出て来て・・・。
本当に気持ち悪かったです。
グロいシーンは、映画や漫画で見慣れていても・・・。
文章では読んだことが無かったから、驚きました。
想像しながら読むと「口の中まで変な味がする!?」気がします。


それにしても・・・。
誘われたら、ひょいひょいついて行く女性はどうなのでしょう?
世間の方々もそうですが、ちょっと警戒心が無さ過ぎます。
何かあった後では遅いのに・・・。
まあ、全く考えないから、ついて行くワケですよね。
そういう女性が、この本のような目にあっても可哀想とは思えません。
自業自得です!


当たり障りの無い感想しか書けませんが・・・。
(内容がアレだし、ネタばれ禁止なので)
最後の最後まで、ぐいぐい引っ張られる内容でした!


*自分用読書メモ*

*感想/15冊目
*読んだ期間/7日間
*読書日/2010年9月読了
*空いた時間、夜に読書

※感想アップが遅れていた分

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告白 【小説感想】

告白  告白
   
   著者:湊かなえ

   出版社:双葉社
    (双葉文庫)

   2010年4月11日 第 1刷発行
   2010年6月15日 第12刷発行  

≪簡単な粗筋≫
娘はこのクラスの生徒に殺された。
女性教師の告白から幕が開き、語り手が変わり・・・。
断片的だった物語は、やがて一つに・・・。


こちらの本は、文庫化する前から話題の本でしたよね。
小説界に疎い自分でも何度か目にし、気になっておりました。
読んでみようか随分と迷い、映画の宣伝を見ていたら・・・。
急に気持ちが高まってしまい、購入です。


読む前は、イジメで娘が亡くなった話だと思っていましたが・・・。
(そんな宣伝文句でしたよね)
全く違いました。
確かにイジメっぽい部分もあったけど・・・。
イジメで、娘が亡くなった訳ではありませんでした。(少々ホッ)


章の主人公(語り手)により、文体が変わるのも面白いですね。
それぞれの性格が表れていて、良かったです。
一人の視点からの事件でなく、あの出来事を別の人より見たら・・・。
と、数人の視点で描かれるのも目を引きました。
けれど・・・どの人間の立場にもなりたくないです。


全体の感想としては、やり切れない気持ちでいっぱいになりました。
誰しも生きていれば、色々あると思うけど・・・。
ちょっとした発言が、引き金となったり。
軽率な行動が、あの様な事件に発展したり。
こういうのって、悲しいですよね。
そんな気は無かったのに・・・と。


最後まで、目が離せない展開でした。
さすが、本屋大賞、他を受賞した本です。
読んでみて良かったと思いました。


タイトルの『告 白』は、何を告白するのかと思ってたけど・・・。
こういう内容は、キツイし辛いですね。


映画の方も一度は、観てみたい気がします。
(本を買う切っ掛けにもなったし)
いつかテレビで放送してくれる事を願っています。


*自分用読書メモ*

*感想/14冊目
*読んだ期間/5日間
*読書日/2010年9月読了
*空いた時間、夜に読書

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墓地を見おろす家 【小説感想】

墓地を見おろす家  墓地を見おろす家

   著者:小池真理子

   出版社:角川書店
   (角川ホラー文庫)

   平成 5年12月24日 改訂初版発行
   平成21年10月20日 改訂32版発行   

≪簡単な粗筋≫
好条件のマンションへ引っ越して来た哲平一家。
しかし、広大な墓地に囲まれた場所であり、次々と不吉な出来事が・・・。


この本もネットのお勧めホラー小説でしたが、なかなか見つからず。
入手まで時間がかかったのは、苦しい思い出です。
やはり、古い作品だからでしょうか・・・。


タイトルからして怖そうで、何となく内容の想像がつきますね。
ある程度は予想していましたが、思った以上に怖かったです・・・。
得体の知れない何か、ジワジワと迫る恐怖、減っていく住人達。
こんな場所から、早く出て行った方がいい!と何度心で叫んだことか。


しかし「ここは異常だ」そう思っても・・・普通は、なかなか出れません。
それが好条件ならば、尚更です。
マンションは、安い買い物では無いし。
まさか、そこまでの恐怖が襲うとは思いませんから、ね。
話が進めば進むほど、怖さが増し、ゾッとしました。
文章で読む心霊現象も、映像とは違った怖さがあります。
ホラーが苦手な人には、お勧め出来ません。


主人公の夫婦が、こんな不幸に見舞われるのは、それなりの理由がありました。
やはり道徳に反する行いをしてはならない・・・という事ですよね。
母にも読ませましたが、同じ様な感想を言っておりました。
納得のいく理由でのホラー作品は、面白いです。


自分としては、墓地に囲まれた家に住みたいと思わないけど・・・。
世の中に、そういう場所って沢山ありますよね。
そして、気にしない人がいるということも事実。
墓地があっても良し!と思う人は、何かあっても怖く無いのでしょうか?
まあ、平気だから購入するのですけど。


友人が家を探している時、やはり隣りが墓地という物件があったらしいですが・・・。
その場にいるだけで、気分が悪くなり、変なモノを感じたそうです。
霊感が強い友だった為、何かを受け取ってしまったのでしょう。


個人的な意見として、小説の中にイラストは要らないと思いました。
でも、口絵はホラーチックで気に入っています。(特に文鳥が・・・


*自分用読書メモ*

*感想/13冊目
*読んだ期間/8日間
*読書日/2010年8月読了
*空いた時間、夜に読書

※感想アップが遅れていた分

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アンネの日記 【小説感想】

アンネの日記 増補新訂版
    (The Diary of Anne Frank)

アンネの日記  
   著者:アンネ・フランク
   訳者:深町眞理子

   出版社:文藝春秋
   (文春文庫)

   2003年4月10日 第1刷
   2009年8月30日 第14刷  

≪簡単な粗筋≫
ナチ占領下のオランダで、隠れ家生活をするアンネの一家たち。
隠れ家での日々をアンネが日記にしたためる。
自分用日記と公表を期して清書した日記・・・の完全版。
プラス・・・新たに発見された日記を加えた増補新訂版。


ドラマを観た時に原作が気になったので、買ってみました。
この世界的有名な小説を今頃読むなんて・・・ですよねぇ。
ああ、恥ずかしい・・・もっと昔に読んでおけば良かったな~。


それにしても、小説を読み慣れていない自分は、本の分厚さにクラクラ。
毎日少しずつ、時間を掛けて読んでいきました!
(そしたら予想以上に日数が・・・うう~っ!


ドラマと同じような感想ですが・・・。
本当に、日記のような作りだったので、「へえ」と思いました。
日々の出来事を友人宛に綴るよう書かれているのは、読み易かったです。
あの場所で、笑ったり、泣いたり、喧嘩したり、お手伝いをしたり・・・。
時には、悩み、苦しみ、恋をし、少しずつ成長していく・・・。
少女の目から見た、ほんの数年の記録は、楽しいと思える小説でもありました。


ただ、時代背景と隠れ家という生活を除けばです。
数人で住むには窮屈で、物資が不足しており・・・。
「見つかったら連行される!」という恐怖と戦いながら、あの中で過ごす。
自分だったら、気が狂ってしまいます。


そして・・・。
最初から結末を知っているのに・・・。
更にドラマを観て分かっていたのに・・・。
読後は、ショックの一言です。
あとがきを読んで、想像するともっと怖いです。
泣けてきます。
とても心に深く残る小説でありました。


先にドラマを観ていたのは、自分にとって良かった・・・かな。
全体の雰囲気が頭に入っているので、楽に想像出来たからです。
またいつか再放送してくれたら、観たいなぁと思っています。


*自分用読書メモ*

*感想/12冊目
*読んだ期間/48日間
*読書日/2009年12月読了
*空いた時間、夜に読書

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秘密 【小説感想】

秘密  秘密

   著者:東野圭吾

   出版社:文藝春秋
   (文春文庫)

   2001年5月10日 第1刷
   2009年4月15日 第40刷  

≪簡単な粗筋≫
妻と娘が乗ったバスが崖から転落。
意識を取り戻した娘の体には、亡くなった妻が・・・。


こちらも、ネットで検索し(検索ワードは・・・忘れました)
多くの人が勧めていたので、買ってみました。


作品に関しては「題名と粗筋を何となく聞いた事があるかな」という程度。
小説を読まない人間って・・・有名な作品でも殆ど知らないんですよねぇ。


一言で書くなら、最初から最後まで切なくて、悲しいお話でした。
事故から始まり。
夫婦であっても夫婦でなく。
妻?娘?本当はどっちなんだろう!?という疑問を抱きながら。
ガラリと変わった日常を過ごしつつ、物語はラストへ向かって行き。
読後は、胸がチクチクする感じがして、切なくなりました。


こんな事は、現実に起こるわけがないけれど・・・。
実際どこかで誰かが経験したのでは?
と思ってしまうくらい、真実味のある話でもありました。


それにしても、もし自分が、彼女の立場だったら・・・。
一体どうするんだろう!?と、考えてしまいます。
多分、楽して生きる道を選ぶ気がするけれど。
直子のようには、頑張らないだろうなぁ・・・。


小説だから楽しめるけど、ちょっと怖い内容でもありますよね。
これを読んだら、入れ替わりや人生のやり直しは、不必要と思いました。
普通に生きていくのが、一番なんですね。


*自分用読書メモ*

*感想/11冊目
*読んだ期間/7日間
*読書日/2009年11月読了
*空いた時間、夜に読書

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火の粉 【小説感想】

火の粉  火の粉

   著者:雫井 脩介

   出版社:幻冬舎
   (幻冬舎文庫)
 
   平成16年8月5日 初版発行
   平成21年4月1日 18版発行 

≪簡単な粗筋≫
元裁判官の隣家に、無罪判決を下した男が引っ越して来るが・・・。


よく聞くタイトルではありましたが、全く無視しておりました。
ところが、いつものようにネットで『オススメの怖い小説』検索をしていたら・・・。
何度か引っ掛かったのが、この小説です。
んー、そんなにおススメなら・・・と、書店で探し回り。
「分厚いな・・・」と思ったけど、ネットのお勧めは信用出来る物が多いので買ってみました。
(↑小説を読み慣れていないとそう感じる)


期待以上の内容で、とても自分好みの話でした!
ハラハラドキドキ、ヒヤヒヤゾクゾク、怖いけど楽しかったです。
読み終えるのが勿体無くて、毎日少しずつ読んでいったくらいに・・・。


彼は、本当に無実なのか?
最初から、そんな疑いのまま進んでいきましたが・・・。
無実のように見えるし、そうでないようにも感じるしで、ドキドキしっ放し。
彼の行動や言動には、緊張しながら読んでいきました。
普段の良い人っぷりは、逆に不気味な気も・・・。


ストーリー的には、前編と後編に分かれているようですね。
穏やかな(でもないけど)日常の前編。
そして、それがあるおかげで恐怖に感じる動きのある後編。
両方共、引き込まれる内容でありました。
特にラストに近付くにつれて、凄まじかった気がします。


尋恵の日々は・・・読んでいて辛かったです。
少々、うちの母みたいにも思えました。
御姑さんに苦労させられ、最後の最後まで攻撃され・・・。
内容は違えど、我が家と通じるモノがあります。


それにしても武内・・・。
うちの父と通じるところがあり、笑ってしまいました。
もしかしたら、どこの家の父親もそんな部分があるのでしょうか。
そう考えると武内の心も、少しは理解出来るような・・・。


予想外のラストには・・・納得いきません。
「ええーっ!」と思わず叫んだほどです。
最後まで飽きさせない、怖い小説でありました。


タイトルは、読んでいく内に「ああ」・・・と。
そこが前から気になっていたので、スッキリです。


*自分用読書メモ*

*感想/10冊目
*読んだ期間/12日間
*読書日/2009年11月読了
*空いた時間、夜に読書

※感想アップが遅れていた分

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

押入れのちよ 【小説感想】

押入れのちよ
 押入れのちよ

  著者:荻原 浩

  出版社:新潮社
   (新潮文庫)

  平成21年1月1日 発行 

≪簡単な粗筋≫
ちょっと怖い作品が、九つ入った短編集。


こちらもネットで『ホラー小説』を検索したら、出て来た作品です。
短編だし、割と高評価な小説だったので、買ってみる事にしました。


コワ面白かった」です!
色々なタイプのホラー短編が入っていて、楽しめました。
中には、ホラーというより、切なく悲しい話もあったけど・・・。
全体的にホラーな雰囲気が、漂っていて怖かったです。
短編ばかりで、読み易い文章なのも良かったと思います。
どのストーリーも、お勧めな作品ばかりでした。
この後、母に貸すつもりです。


さて、表題作になっている『押入れのちよ』。
可愛い幽霊で、面白かったです。
けれど、自分の家に現れたら・・・。
怖くて会話するどころではありません!
幽霊が出る事態、お断りです!!
・・・なんて思いながら、読んでいました。


それにしても、怖いのは好きだし、ホラーと知ってて読んでいるのに・・・。
ページをめくる手は震え、背筋がゾゾ~ッとしました。
ホラーを読まなければ、味わえない感覚ですよね。


こういう話は好きなので、またこの手の本があったら欲しいと思います。
荻原浩先生の別作品も読んでみたいです。


*自分用読書メモ*

*感想/9冊目
*読んだ期間/10日間
*読書日/2009年10月読了
*空いた時間、夜に読書

※感想アップが遅れていた分

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ジャンル : 小説・文学

蝿の王 【小説感想】

蠅の王  蠅の王
     (Lord of the Flies)  

   著者:ウィリアム・ゴールディング
   訳者: 平井 正穂
 
   出版社:集英社 
   (集英社文庫)
   2009年6月30日 改訂新版第1刷 

≪簡単な粗筋≫
飛行機で無人島へ不時着した少年達。
やがて彼らは・・・。


これもネットで検索をした時、出て来ました。
確か「怖い小説」だったと思います。
翻訳された本は、苦手だけど・・・。
評価が高かったので、手にとってみる事にしました。


数ページ読み、一番最初に思ったのは「難しい!」です。
言葉の言い回しとか、表現とか・・・。
やはり、自分に翻訳モノは合わないと分かりました。
だから、なかなか読み進める事が出来ず・・・。
このまま中断しようか読み続けるか、何度も考えました。


そんな事を思いつつ、少しずつ読んでいったら・・・。
無人島での生活が、面白くなって来ました。
探検や集会、更に少年達の争い。
特に、段々と狂気化していく姿は、恐ろしかったです。
後半部分は、ハラハラしながら読んでいました。


ピギーに関しては、気の毒に思います。
こういう男の子って、どの分野でも苦労人です。
一番可哀想だったのは、眼鏡。
島で眼鏡が壊れるって・・・厳しいですよねぇ。


そうそう、名前を覚えるのが大変でした・・・。
登場人物表が、必要だった気がします。


自分は、無人島での生活に全く憧れません。
映画や漫画での話は、面白いと思うけど。
もし、自分の身にそんな事が起きたら・・・。
と想像するだけで、オカシクなりそうです。


*自分用読書メモ*

*感想/8冊目
*読んだ期間/15日間
*読書日/2009年10月読了
*空いた時間、夜に読書

※感想アップが遅れていた分

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ジャンル : 本・雑誌

「少年A」この子を生んで…―悔恨の手記 【小説感想】

「少年A」  「少年A」この子を生んで…―悔恨の手記
  
   著者:「少年A」の父母

   出版社:文藝春秋
   (文春文庫)

   2001年7月10日 第1刷
   2009年7月25日 第21刷 


去年、書店をふらついていた時に見つけました。
「少年A?」まあよく聞くけれど・・・。 
軽い気持ちで手に取り、ドキリとしたのを覚えています。
え・・・あの神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗?


普通の小説だと思ったのに、実際にあった事件の両親が出した本・・・。
ちょっと前に、被害者側の本を読んだ為、加害者側の本も気になりました。
パラパラめくると読み易そうだったので、「じゃあ・・・」と購入です。


読んでいる最中、読み終えた後・・・と様々な感想が頭の中を駆け巡りました。
沢山の気持ちが溢れては消え、衝撃も大きかったので、暫く呆けてしまった自分。
報道された事件への感想なんて、軽々しく発言出来ないから難しい・・・どうしよう。
悩んでいる内に、あっという間に時が経ち、ブログアップが大幅に遅れてしまいました。


連日、ニュースで目にする殺人事件。
被害者と加害者には、勿論家族がいて・・・どちらも苦しみが大きいと思います。
色々な事件を聞く度、「両方の家族が辛いよね」と、いつも母親と会話をしているので・・・。
この本から、伝わるモノも大きかったです。


人を殺したら、「はいオシマイ!」・・・のワケがありません。
一瞬の感情は、一生の苦しみに変化します。
そして・・・世間の攻撃は、自分だけが背負うだけでなく、家族にまで及びます。
この本は、日本を騒がしている人殺しの犯人が自分の我が子だった・・・
という内容の両親の手記でしたが、自分はとてもショックを受けました。
もし、ある日突然、自分の家族が殺人犯で逮捕されたら・・・?
今の生活が全て壊れてしまい、「隣人・友人・知り合い」全ての人との縁が切れると思います。
外を歩けなくなる事態も想像すると立っていられず、本当に怖かったです。


読む前は、「少年Aの家族環境が悪い」と思っていました。
でも・・・彼らは、どこにでもいる普通の家族でした。
そんな一般家庭の子供が、幼児を残忍な方法で殺す・・・。
一体、彼に何があったのか!?どうして心が魔に喰われてしまったのか?
でも、この本は、少年の深層には触れておらず、結局よく分かりませんでした。
ただ、読んでいたら、もの凄く心が痛くなり辛かったです。


加害者に味方をするつもりは無いけど、よい本でした。
人を殺したら自分だけ責められる訳では無い・・・。
よく覚えておいた方が、良いと思います。
それでも連日のように報道される殺人事件・・・。
周囲の苦しみを考えると・・・言葉が見つかりません。


*自分用読書メモ*

*感想-7冊目
*読んだ期間-5日間
*読書日-2009年9月読了
*空いた時間、夜に読書

※感想をアップし忘れていた分

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アヒルと鴨のコインロッカー 【小説感想】

アヒルと鴨のコインロッカー  アヒルと鴨のコインロッカー

   著者:伊坂幸太郎

   出版社:東京創元社
   (創元推理文庫)

   2006年12月22日 初版
   2008年12月12日 18版


小説の話題作を知らない為、再びパソコンで検索しました。
お勧めのミステリー”を探していたら、これが評判だったので購入。


「多分、このタイトルを見ては・・・自分なら選ばないなぁ。」
「内容も・・・あらすじ読む限りでは、面白くなさそう。」
「本当に帯通り、注目する程の傑作ミステリー?」
読む前、心の中で・・・こんな事をチラチラと考えていました。
そして気合を入れて、ページを捲ったのです。


読み終えた第一声。
「うわーっ、この本すごーい!」
いや、いや、今度は本当に「オススメ本」に出会う事が出来ました!!
ネットで探して良かったです!他人の評価は大事です♪
読む前に思ってた事が、恥ずかしくなったけど・・・。
そう考えてたからこそ、面白さが何倍にもなった気がします。


現在と二年前のストーリーが交互に進み・・・。
(※カットバック形式と呼ぶのを初めて知りました)
これ、どう繋がるの?
なんていう疑問と共に、他にも引っ掛かる部分が幾つも出て来て・・・。
彼らの台詞や行動を思い浮かべ、頭を整理しながら読んでいました。


そして小説ならではの仕掛けに驚き、動揺!
だって、こんな事・・・。思っても無かったから・・・。
何度も前のページに戻っては、読み進め・・・。
あと少しなのに、これじゃ終わらない!
と、一回ちゃんと読み終えてから、もう一度読み返す事にしました。
こんなの初めてですよ。
お陰で二回も楽しめ、彼らの世界に浸る事が出来ました。


ブータンという国は知っていたけど、人の事までは知らなかったです。
私にとって、ちょっと勉強になったと思います。
その国出身のドルジは、人物の中で一番好きでした。
ソウデスネ」この台詞最高!
私も日本人以外の友達が、欲しかったな~。
まあ、日本人の友達すら少ないのに、外人なんて無理な話ですが・・・。


もう少し先の話も知りたいな、とも思えたし。
読み終わるのが勿体無い、なんて感じたし。
ああっ、余計な事まで喋っちゃいそうだわ・・・。
面白い小説に、出合うコトが出来ました♪手書き風シリーズ星


~ホームページより~
★第25回吉川英治文学新人賞受賞
★第2位「このミステリーがすごい! 2005年版」国内編ベスト10
★第3位 2004年(第1回)本屋大賞
★第4位「週刊文春」2004年ミステリーベスト10/国内部門
★映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年/中村義洋監督)原作


↑こんな話題の作品なのに、受賞や映画化も知りませんでした。
その世界を遮断してしまうと全く見えなくなる・・・って怖いですねぇ。
約三年前の作品なのに・・・。手書き風シリーズ汗1


この作者の作品が気に入ったので、他の小説も読んでみようと思います。
どれも力作なのでしょうか?非常に楽しみです♪


*自分用読書メモ*

感想-6冊目
読んだ期間-11日間 (一度目・6日+二度目・5日)
読書日-2009年9月読了
空いた時間、夜に読書


どうでもいいコトですが、ここの文庫の文字は小さいですね。
もっと大きくして欲しいなぁ・・・。むぅ・・・

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※似顔絵ではありません

獅子乙女

Author:獅子乙女
救いようのないOTAKUです。
アニメが中心にまわってます。

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